目次
皮膚疾患
①皮膚がん・悪性黒色腫(メラノーマ)
皮膚がんは、盛り上がった「できもの」や「湿疹や水虫に似た病変」で現れることが多い皮膚病です。有棘細胞がん、基底細胞がんなど様々なものがあります。悪性黒色腫(メラノーマ)は、メラノサイト(色素を産生する細胞)の悪性腫瘍です。足の裏や手のひら、顔、爪、胸、背中など様々な部位にできます。眼球や口内、肛門部などの粘膜にできることもあります。どちらも紫外線が関係していると言われています。
②ヘルペス
ヘルペスとは、皮膚に小さな水ぶくれの集まりができる病気です。単純疱疹と帯状疱疹の2種類あります。ウイルスによる皮膚や粘膜の感染症です。人間に感染するものは8種類あります。
③イボ
イボのウイルスが基底細胞に感染して起こる感染症です。小さな傷から簡単に感染します。ほとんどの場合、良性のイボで自然治癒します。脱毛の施術により、新たにイボができたり、数が増えたりする可能性があります。
④タムシ・白癬
白癬菌というカビの一種が皮膚に寄生して起こる身近な感染症です。体にできるものを「タムシ」、足にできるものを「水虫」と言います。頭、手、爪、股間などにも発症します。
⑤とびひ
黄色ブドウ球菌が皮膚の浅い部分に感染する病気です。子供に多い病気で、水疱ができて水疱から出た膿から伝染します。夏に流行し、大人にも感染する場合があります。
⑥せつ
黄色ブドウ球菌が毛包や皮脂腺に感染して発症します。毛包周辺に炎症を起こし、化膿したものを「せつ」、顔の中央にできたものを「面ちょう」と言います。熱を持ち、赤く腫れて強い痛みを伴います。
内科疾患
①心臓病
ペースメーカーを使用している場合、誤作動を誘発する危険があるので、脱毛は禁忌とされています。心臓病は全般的に発作を起こす危険がありますので施術できません。
②糖尿病
脱毛の施術後の皮膚回復が遅く皮膚障害を起こす可能性が高いので、脱毛は禁忌とされています。
③てんかん・気管支ぜんそく
血管奇形とは、先天的な血管の形成異常で血管内皮細胞は正常です。体の成長に比例して増大し、自然退縮することはありません。脱毛は禁忌とされています。
④感染症
HIV、肝炎などの感染病をお持ちの方は、他のお客様に感染する恐れがあるので、お断りさせていただいております。
まとめ
上記以外にも、皮膚疾患や内科疾患をお持ちの方は医師に相談して判断を仰いでください。お問い合わせやカウンセリングの際には必ず自己申告してください。