毛の役割について
数年前までは体毛の濃い男性は男らしいと言われており、体毛は男の象徴だといわれていました。しかし今ではそんな男の象徴だと言われていた毛もムダ毛と言われています。
生えていても必要がない毛とみなされています。それがコンプレックスだと感じてメンズ脱毛する方が増えてきています。
しかしそんな体に生えている毛全てがムダ毛だと言うことではなく毛にも生えているための役割と言うのがあります。例えば髪の毛は紫外線や外部からの衝撃から頭を守るためであったり、まつ毛や眉毛は汗や異物などから目を守るためであったり、鼻毛も空気中のゴミやホコリなどの侵入を防ぐなど、それぞれ役割がはっきりしていて、同じ体毛でもムダ毛とは呼ばれていません。毛にはいろいろな役割があります。
今から毛の役割をしっかりとご説明していきたいと思います。
保温効果
体の毛には、体の表面から出ていく熱を防ぐ役割を担っていると考えられています。この役割によって保温効果があると言われており体温調節が可能となっているのです。又断熱効果の仕組みとしては毛自体がタンパク質なのであまり熱を発散する効果はないといわれており、毛と毛の間にある空気の層が断熱材の役割を果たしているのです。
フェロモンの役割
毛穴の中には、アポクリン汗腺と呼ばれる分泌腺があります。このアポクリン汗腺の分泌する汗の臭いが個人識別、なわばり主張、フェロモン効果があると言われております。その効果を長時間持続させるように、毛が生えていると言われております。
センサーの役割
例えば蝶の幼虫などは、薄い体毛が生えていると言われています。その理由としては体を守るため、そして体毛によって触覚を利用し周りの情報を得るためだと言われています。7幼虫などはまだ視覚が発達していないので体毛をりようして知覚手段をとっているのです。
野生動物たちも同じく、体毛によって外界の危険など素早くキャッチし、身を守っているのです。
それと同様人間も体毛が何かに触れると立毛筋を通じて触覚が伝達され物などの感触を微妙に感じ取っているのです。
髪の毛やヒゲの場合、体毛と比較すると長くて硬い毛が生えているため、より察知しやすくなっています。
毒物排出
人間は己の体を守るための、毒物を排出しています。特に体内に水銀などの重金属が体に入り込んでしまった時に、体毛が水銀などの重金属を排出しています。
体毛はすべてムダ毛という事ではなく体の場所によって体毛はにそれぞれ役割を果たしているのです。自己処理やメンズ脱毛を行っている方は上記のことも踏まえて行うようにしましょう。