メンズ脱毛と体質
光脱毛ができない体質があります。健康に見えても、アレルギー体質の方やケロイド体質の方など様々な体質があります。次に挙げるような体質の方は、カウンセリングの際に必ずお伝えください。
①アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は遺伝性の体質をもとに、花粉や動物の毛、ハウスダストなどの複合的な原因で起こる病気です。症状としては、「痒み」「特徴的な湿疹と分布」「繰り返す」という3つが主な症状です。光の照射により、悪化する可能性があります。
②アレルギー体質(光アレルギー、光線過敏症など)
光アレルギーや光線過敏症には、内因性と外因性のものがあります。どちらも、通常だと問題のない日光などの光を浴びることで、蕁麻疹などの症状が起こります。他にも、頭痛や発熱、吐き気などの症状もあり、体調などによりアナフィラキシーショックを起こす場合もあります。内因性の場合は、免疫システムが正常に機能しないために起こり、外因性の場合は、服用している薬剤の副作用として起こります。
③ケロイド体質
ケロイドとは、傷を治す過程で必要以上のコラーゲンが生成され、もとの傷以上のコラーゲンの塊を作ってしまいます。この塊をケロイドと言います。ケロイド体質の方は、ケロイドができやすい体質です。光脱毛の施術により、ケロイドになる可能性があります。
この他にも、特殊な体質の方は注意が必要です。必ずカウンセリングの際にお伝えください。
注意が必要な皮膚のタイプ
皮膚のタイプは「普通肌」「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」の4つに大きく分けられます。季節や部位などによっても皮膚の状態は異なります。この中でも、注意が必要な皮膚タイプを紹介したいと思います。
①乾燥肌
乾燥した皮膚は敏感になっています。光脱毛の施術による刺激で肌トラブルが起きたり、痛みにも敏感に反応したりしてしまいます。乾燥が酷い場合は、施術をお断りさせていただくこともあります。特に空気が乾燥する冬場は、皮脂腺と汗腺の働きが低下して乾燥してしまいます。日頃から保湿などのスキンケアを行ってください。
②脂性肌
脂性肌はオイリー肌とも言われています。男性ホルモンなどが多く分泌されることで、皮脂が過剰に出てしまう状態です。皮脂が多いと、光エネルギーの透過が低下してしまいます。食生活や生活習慣、ストレスなどの要因や、遺伝的な要因もあるようです。皮脂が気になり、あぶらとり紙の使用や洗顔をし過ぎると、悪化させる可能性があります。脂性肌の方も、保湿などのスキンケアを行ってください。